こんにちは。
埼玉県川口市新井宿にある歯科医院、アール歯科クリニック新井宿です。
今回のテーマは「歯周病」です。
歯周病は年齢が上がるにつれて徐々にそのリスクが高まり、中高年では歯周病によって歯を失う人が増えてきます。
今回は、中高年に歯周病リスクが高まる原因と、気を付けたいポイントについてお話いたします。

歯周病とは
歯周病は、歯の周りにある組織(歯ぐきや歯を支える骨)が炎症を起こす病気です。
初期段階では、歯ぐきが赤く腫れたり出血したりしますが、進行すると歯を支える骨が溶け、最終的には歯が抜けることもあります。
また、歯周病は、見た目に影響を与えるだけでなく、全身の健康にも関わりがあることがわかっています。
中高年で歯周病リスクが高まる理由
中高年になると、歯周病のリスクが増加する理由は多岐にわたります。
まず、加齢によって免疫力が低下し、歯ぐきの健康が損なわれやすくなります。
また、長年の歯磨きの不十分や不規則な歯科受診が原因となり、歯周病が進行しやすくなることがあります。
1.免疫力の低下
加齢に伴い、免疫系の働きが弱まります。
免疫力が低下すると、口腔内の細菌に対する抵抗力も落ち、歯周病を引き起こしやすくなります。
特に中高年は、職場や家庭などで責任が増すため、免疫細胞の働きが弱まることも指摘されています。
2. 歯の磨き方やケアの不十分
中高年になると、歯ぐきが後退したり、歯が不安定になったりと、歯の状態に変化がみられるようになります。
これにより、適切な歯磨きが難しくなり、歯垢や歯石がたまりやすくなります。
3. 生活習慣の影響
喫煙や不規則な食生活、ストレスなど、生活習慣が歯周病に悪影響を与えることがあります。
喫煙は歯ぐきの血行を悪化させ、歯周病を悪化させる要因となります。
また、栄養の偏りが歯ぐきの健康に悪影響を与えることもあります。
4.全身疾患との関連
糖尿病や高血圧など、全身的な疾患が歯周病を悪化させることが分かっています。
特に糖尿病は、歯周病の進行を早めることがあります。
血糖値が高いと、歯ぐきが炎症を起こしやすくなるため、定期的な歯科検診と治療が重要です。

歯周病の予防法
歯周病は早期に発見し、予防することが重要です。
以下の方法を実践することで、リスクを減らすことができます。
1. 正しい歯磨き
歯周病予防には、毎日の正しい歯磨きが不可欠です。
歯と歯ぐきの境目を意識して、やさしく丁寧に磨くことが大切です。
また、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯垢をしっかりと除去しましょう。
2. 定期的な歯科検診
定期的な歯科検診を受けることで、歯周病の初期段階での発見が可能になります。
専門的なクリーニングを行い、歯垢や歯石を除去することが予防につながります。
3. 健康的な生活習慣
禁煙を心がけ、栄養バランスの取れた食事を摂ることが、歯周病予防に役立ちます。
ビタミンCやカルシウムが豊富な食事を意識して取り入れると、歯ぐきの健康を守りやすくなります。
4.早期の治療
歯周病は進行すると歯を失う原因にもなるため、早期発見と早期治療が重要です。
少しでも歯ぐきの腫れや出血を感じたら、すぐに歯科医院を訪れましょう。
まとめ
中高年において歯周病のリスクは高まりますが、適切な予防策を講じることで、健康な歯ぐきを保つことができます。
定期的なケアと健康的な生活習慣を意識して、歯周病から自分の歯を守りましょう。
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アール歯科クリニック新井宿では、歯周病の治療、そして予防を行っております。
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